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浅見光彦、、、知ってますか?作家 内田康夫が書く「旅情ミステリー」と呼ばれるジャンルの推理小説に登場するキャラクターです。しかし、いわゆる「浅見ファン」にしてみれば、浅見光彦はキャラクターではなく、実在する一人の人間です。それほど人気があり、親しまれている存在なんですね。
TVドラマ化されているので小説は読んだことが無くても知っている人も多いと思います。フジテレビとTBSで放映されており(関東以外の方は違いますが)フジテレビでは榎木孝明さんが、TBSでは辰巳琢郎さんが演じています。あと「天河伝説殺人事件」は映画化されましたので、これはみなさんご存知かもしれません。映画では榎木孝明さんが浅見役でした。僕としては榎木さん、辰巳さん共に、なんか違うなぁ、、、というイメージがしています(ファンの方、すみません)。特に榎木さんのほうは、内田康夫さん本人に似ているということもあって、内田さんを思い出してしまいます。もっとも、浅見光彦というキャラクター自体、本人を投影して作り出したキャラクターなのでしょうから、それはそれで成功なのかもしれませんが。
僕の中ではもうちょっと痩せぎみで、もうちょっとしゃきっとした口調で話す人だと思っています^^;)。榎木さんの役作りではちょっとボーっとしすぎで、辰巳さんではちょっとりっぱ過ぎる、、、といったら言いすぎでしょうか?
僕が読んだ 浅見光彦シリーズの一覧(順不同) (*印は、紛失しました!。買い直さないと、、、)
城崎殺人事件 城崎温泉へ浅見親子が向かう。保全投資協会の幽霊ビル。
津和野殺人事件* 小さな鳥居が並んでいるところを小さいころとおった記憶が、、、
「紅藍の女」(くれないのひと)殺人事件 ピアニスト夕鶴は見知らぬ男から「はないちもんめ」と書いた紙切れをもらった。
「首の女」(くびのひと)殺人事件 高村光太郎・智恵子展で「蝉」を見つめている男がいた。
歌わない笛 フルートを手にしたまま服毒死を遂げた夏井康子。
漂泊の楽人 宏が持っていたワープロを浅見が譲り受けることに。しかしその中身には、、、
三州吉良殺人事件 三州へ浅見親子が向かう。「殉国の七士の墓」にいた老人は、、、
美濃路殺人事件 高柔雅文が死んだバックには血染めの回数券が。
斎王の葬列 斎王伝説のロケ中に付近のダムから水死体が、、、
竹人形殺人事件 :竹人形と浅見陽一郎刑事局長の関係は、、、
坊っちゃん殺人事件 四国へ取材に行った浅見は女に痴漢と間違われるが、その女が死んでしまう。
伊香保殺人事件
若狭殺人事件
天城峠殺人事件
神戸殺人事件
志摩半島殺人事件
鬼首(おにこうべ)殺人事件
長崎殺人事件
日光殺人事件 日光 日航 日向
隅田川殺人事件 水上バスに乗った花嫁が行方不明。
喪われた道 虚無僧
終幕(フィナーレ)のない殺人 :芸能人のパーティーで殺人事件が、、、
他の浅見シリーズと違って、「旅情」物ではない、異色の作品。何冊も浅見シリーズを読んでいる人には、今までと違う楽しみがあると思います。僕にはゲームのシナリオのような感じがする話だと思いましたが、いかがでしょうか。
薔薇の殺人 宝塚歌劇団の悲劇
軽井沢殺人事件
歌枕殺人事件
平家伝説殺人事件
上野谷中殺人事件
恐山殺人事件 北からくる男に気をつけろ!
記憶の中の殺人 光彦の幼少の記憶。
御堂筋殺人事件 フリージアスロン
金沢殺人事件
横浜殺人事件*
博多殺人事件
札幌殺人事件(上・下巻)
浅見光彦殺人事件
鐘の紋様
透明な遺書 偽装自殺
箱庭 雪江未亡人の幼なじみは、、、
琥珀の道(アンバーロード)殺人事件
漂白の楽人
赤い雲殺人事件*
江田島殺人事件*
琵琶湖周航殺人歌*
平城山を越えた女
風葬の城 歯科医と歯科技師
耳なし芳一からの手紙 新幹線の中で殺人事件が、、、
天河伝説殺人事件(上・下巻) :五十鈴・天河神社・能
2000/2/20 2回目読み終わりました^^;)
やっぱりいいですね〜天河は。いつも思うのですが、犯人が消える情景はほんとにすばらしいですね。頭の中で、ちゃんとドラマのエンディングのような映像が浮かんできてしまいます。
以前ビデオで映画版も見ましたが、こちらはちょっと期待はずれかな。登場人物も若干違うし、映画の時間の枠にはとても収まりきれないスケールだということがよくわかる(あるいは、構成がへたなのか)作品になってしまいました。もっとも、原作を知らずに映画から見た人にとっては、なかなか楽しめると思いますが、ぜひ小説で読んでいただきたい。
全部文庫サイズです^^;)。新書サイズの本は高いのでちょっと手が出ません。しかも大型の古本屋があるのでそこでよく探しています。売上に貢献できないのはファンとしてちょっと申し訳ないのですが、そろそろ新書以外で読んでいない本も無くなってきました。最近では読み返しをして、新刊に備えています。

99年の夏には軽井沢にある「浅見光彦倶楽部」にも行ってみました。本物のファンクラブの会員は無料で、非会員でも有料ですが入館できる、クラブハウスです。ここには小説の中に登場した事件の証拠品や、推理のキーになるアイテムなどが展示されています。また僕が行ったときには、ファンの方が小説の舞台になった場所を訪れて撮影された写真を展示してありました。浅見ファンの方は是非、訪れてみてください。