ホーム - コラム - PC関係 - #2

 そんなに高性能なパソコンはいらない (1999 8/1)


 
現在、最高のCPUはIntel PentiumV600MHzです。名前だけでもかなり立派そうに見えますが、このCPUを搭載しているパソコンを購入して、一体何をするんでしょうか?
雑誌などには「ビデオ編集をパソコンで!」 「最新3Dゲームは最新のCPUを!」などとうたってはいますが、実際これらの目的でパソコンを購入した人はごく一部のはずです。

ほとんどの人は、インターネットとメール、ワープロぐらいで、慣れてきたとしても、Office アプリケーション等を使い込む程度でしょう。実際、この程度の使用方法なら、2年前に発売されたパソコンでも十分使用できます。メール専用の小型端末が発売されているように、たいした性能がなくても、メールの送受信ぐらいならはできるのです。

だからといって、皆が中古パソコンショップに行って、安いパソコンを買えばいいのか、と言っているわけではなく、肝心なのは「自分の使用目的にあったパソコンを購入すれば良い」という事です。ゲームをまったくやらない人が、最新の3Dチップが載っているビデオカードを必要とはしませんし、DVDは今はまだ見ないし、見るとしても専用のハードで見る、という人にはDVDドライブも必要ありません。自分の目的に合ったパソコンを買えるようにしましょう。

コラムメインへ戻る