ホーム - コラム - PC関係 - #4

 大容量HDDはいらない (1999 8/12)


 最近のHDDは大容量・低価格化が進んで、現在では20GBでも3万円(これはIDEですが)程度で購入できるようになりました。皆さんも、HDD増設用の予算がもし3万円あったら、やはり20GBのHDDを買ってしまうのでしょうか?これはちょっと考え直してみて下さい。パソコンを個人で利用していて、ビデオ編集などをやらない限りは、20GBのHDDなんて必要ないはずです。Windows98が必要とするHDD容量は約500MB。いくつかアプリケーションをインストールしても2GBもあれば十分ではないでしょうか?
すると、残りの18GBは全てデータを保存しておくために用意することになります。これではほとんどのスペースが無駄になることは目に見えています。今後はOSもWindows2000系に変わっていき、アプリケーションも肥大化していくことでしょう。マージンをとっても、8GBクラスのHDDで十分ではないでしょうか?
HDDにとって、大切なのは容量よりもむしろ、書き込み/読み込み速度です。HDDがデータを読み込んだり、書き込んだりするのを、CPUやメモリは常に待っているようなものですから、この時間を出来るだけ少なくすることで、パソコンの動作も軽くなるはずです。
同じ3万円だすなら、そこそこの容量で出来るだけ高速に動作するHDDを買ったほうが、有益です。

コラムメインへ戻る