Vespa
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■Vespaというスクーター
Vespaを持ってます。17で原付の免許を取った後、欲しくなったのがVespaでした。まわりの友達には散々反対されたのですが、どうしてもあのフォルムが気に入ってしまい、半ば強引に買ってしまったんです。買ったのは50sという復刻モデルで、まぁVespaを新車で安価に買うとしたら他に選択肢がないし、原付免許で乗れるVespaもそれしかありません。色は黒。原付の倍ぐらいの値段がするのですが、もうこれしかない!という思いで購入しました。

購入する前からわかっていたのですが、Vespaはマニュアルギアのスクーターです。国産の原付のように右のスロットルを回すだけで前に進み、ブレーキは自転車と一緒、、、というわけにはいきません。ハンドル周りをよく見ればわかりますが、なんとハンドル左のグリップ部分を回転させることでギアをチェンジするんです。これは国産のどのバイクにもない形式で、ここがVespaらしいところです。最近ではかなりVespaに似せたデザインのスクーターが出回っていて、あまり詳しくない人がみれば区別が難しいかも知れませんが、ここを見れば間違いないです。

他にも、後輪のブレーキが自動車の様にフットペダル式になっていたり、エンジンと後輪のタイヤが直結してチェーンがないところなどが、Vespaらしいところです。
半年ぐらいノーマルで乗っていたのですが、やはり周りの国産スクーターと走っていると遅い!。とにかく出だしが遅いんです。実はVespaを購入後、中型バイクの免許(今では普通自動二輪というらしいですが)も取得し、ClubmanというHONDAのバイクも購入していたのですが、やはりVespaもなんとかしてやりたい、というわけでまずはマフラーを交換しました。音はかなりうるさくなったものの、確かに高回転時のノビが違いますね。これだけで最高速が10Kmぐらいは上がったと思います。

しかし、スタート時の遅さはあまり変わりません。結局、ボアアップを行う事になります。100ccにUPしたVespaはかなりうるさくなったものの(これはギアが50cc用ノーマルの為)かなりキビキビと走り回れるようになりました。

その後、シシーバーをつけたり、リアキャリアをつけたりいろいろ楽しんでいたのですが、不幸も訪れます。
車道の脇を走っていたら、横を走っていた車が突然路駐しだして幅寄せされ、ガードレールに激突。ボディをへこましてしまいました。また、純正カバーを盗まれたり、挙句の果てにはスペアタイヤも持っていかれてしまいました。

■Vespaを復活させる
そしてVespaに乗らなくなってしまい約2年(2000年現在)。1年半前にエンジンを試しにかけてみましたが、その時も公道で走る事はないまま、自宅の駐輪場に置いたままになっています。
こうやって改めて今までの経緯を書くと、なんだかVespaに悪い事をしてるなぁ、と思います。乗らなくなったらほったらかしで、盗まれないのが幸いですよね。バイクなんて、たまにエンジンかけてやらないといけないことぐらい、わかっていたのに。

ですが、車も購入した後はバイクから離れてしまうのは仕方ないことだと思います。今では家族もでき、どうしてもバイクより車に乗る機会のほうが多くなってしまいます。それでもClubmanは手放してもVespaは手放さなかった。それは自分の意志ですが、人の親になってからは、「自分の子供を乗せて走りたい」という希望が出てきました。そう思っているのに、なかなか行動が伴わなかったのですね。でも今年の夏は暑い日が続いているし、子供もそろそろバイクに乗せても大丈夫そうです。Vespaもずっとカバーの中では息苦しいかも知れませんしね。

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それでは、復活編へ・・・。
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