実は8/1に、キャブレターを一度バラしてキャブレタークリーナー&針金で簡易的にOHしたのですが、エンジンはかかったものの100m程走り出した後、直ぐにエンジン停止してしまいました。
急がば回れ、ということでしょうか。今日はじっくりとキャブレターのOHをやろうと思っております。
やはりそうなると用意するのは紅茶。紅茶ですね。前回麦茶で代用しましたがそれではほとんど意味のないことがわかりましたので(汗)今回はちゃんと用意しました。
タンクを外し、キャブを外してバラして紅茶の入ったバケツに漬ける・・・。ここまでは流れ作業のように行えるようになってしまいました。いいのか悪いのか。
漬けている間にタンク穴を覗くと、ガソリンが残り、1Lぐらいでしょうか・・・入ってるのをみてふと思いました。
そういえば現状のトラブルの中で、リザーブ機能がまったく使えないというのがあったんですよね。あれも直したいけど、どうやったら直るんだろ？
・・・それはそうと、8/1にエンジンが止まったときの雰囲気、アレはガス欠の様な止まり方に似てたな。
ためしにタンクをリザーブ側に回したのですが、チューブからガソリンがもれてくる様子はありません。おかしい。やっぱり。
チューブは綺麗なので、どうやらタンク内部で詰まってしまっているみたい。
今日は気合を入れて、いよいよタンクAssyまで外さないといけないようです。
まずは残っているガソリンを出します。といってもチューブからは流れないので給油口を開けてペットボトルの上でタンクをひっくり返して移し変えました。もちろんほとんどこぼれましたが(汗)。300mlぐらいは残ったかな？
外し方は例のごとく[週間凡庸日]さんを参考にさせていただきました。タンク中にナットがあるということはわかりましのたで、平たくて細長い棒(たまたま持ってました)でナットの一片を押さえながら、タンク外側部分にCRC556を吹きつけ、23インチのレンチを引っ掛け、回します(これがまたぴったり)。おお、回った回った。
割とあっさりと外れたのですが、中からでてきたのは・・・水飴？
まるで水飴のようになっているガソリンとオイルが固まったドロドロの液体・・・いや固体でした。それがタンクAssy部分にびっしりと付いています。とりあえずタンクの中に指を入れ、かき出せるだけかき出しておきます。
そして外れたAssy側ですが、なんとパイプが折れてます！根元から。長いものと短いものがあるのですが、両方です(汗)。しかもそれの周りにあるフィルターも全て目詰まり。そしてパイプが本来付いていた根元の部分には先ほどのドロドロがびっしり。これじゃガソリンが届くわけありませんね。
パイプが折れていたことで、リザーブ機能が使えない原因も判明しました。
ところで、短いほうのパイプは通常時のガソリンを吸取るものだとわかるのですが、長いほうは何に使っているんでしょう？謎です。
ドロドロはドライバーをつかって出来るだけ取り除いた後、キャブを漬けてあるバケツに一緒に入れておきました。
・・・2時間後。
バケツに漬けた全てのパーツを食器洗い用洗剤+歯ブラシで磨きます。キャブやジェット類はやはり針金で穴を通します。洗浄はこれでOKとしました。
問題は、例のタンクAssyの折れたパイプですが、これは・・・半田付けできないかな？と思い一応試してみましたが半田がパイプにぜんぜんくっついてくれず、断念しました。丸ごと部品注文するしかないようですので、今回はあきらめましょう。まあリザーブが使えないだけで目詰まりは全て直しましたしね。
キャブをくみ上げ、メインジェットを74番から78番へ変更します。キャブはコレでOK。
後は、タンクにタンクAssyを固定するのですが、中のナットは相変わらずドロドロによって同じ位置に固定されたまま。こういうの、不幸中の幸いっていうんでしょうか。外すときと同じ要領で、ナットを棒で押さえながらAssyをくるくる回すと、うまく取り付けることが出来ました。よかった。
後はガソリンを戻して、終了です。
キャブを取り付け、タンクを取り付け、いざキックすると・・・おお！エンジンかかった。
ところが、この後にさらに問題が勃発。
エアスクリューとアイドリングの調整をしてアイドリングを安定させのですがスロットルを回すと、エンジンが止まりそうになります。スロットル開度で言えば1/8回転？ぐらいまでしか使えません。
でもとりあえず走れるのならばガソリンを満タンにしてこないとガス欠になったら面倒ですのでこの状態で試走。
ゆっくりゆっくり加速し、4速で30kmしか出ません(汗)遅いバイクって車にあおられて危険だ〜。
でも何とか給油へ行くことが出来ました。
次回は、何をやったらいいのか・・・ポイント調整かな？
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